2015/10/14 15:59

”Tampere"という街へ夫のおばあちゃんの誕生日会の為に、行ってきました。


この街は、フィンランドの第2の都市といわれています。
ヘルシンキからおよそバスで2時間ちょっとの場所にあります。(電車なら1時間半くらい?でしょうか)
かつては、繊維工業などが発達していた街です。
現在では、昔工場だった場所などを改装して、ギャラリーなどに使われてています。

おばあちゃんの誕生日がメインだったので、あまり観光は出来なかったのですが、
ARTに詳しい知人からお勧めしてもらった”タンペレ大聖堂”を見てきました。


りっぱな建物です。赤のかわらがムーミンの家を連想してしまいましたが。。。。
この建物は、Lars Eliel Sonckによって建てられたものです。若い頃から才能があった彼が、30歳のときにこの大聖堂の設計コンペティション(当時聖ヨハネ教会といわれていた)が行われ、みごと優勝し現在の建物となりました。


建物の中もモダンな感じがうかがえます。
特に大聖堂に描かれたHugo Simberg作の壁画が印象的でした。
写真は”花につかまった少年”という作品です。
他にも、普段教会などでよく見かける感じと異なったHugoの作品がありました。


そうです。骸骨君たちです。私は、驚きましたが、なぜかこの絵がとっても愛おしく感じてしまったのです。
植物やサボテンを育てる姿がかわいく描かれているように思いました。
そして、天井には蛇です。

これもめずらしいです。
メインのフロントもとってもモダンな感じです。

写真の右側(2回の方)に、有名な”傷ついた天使”の絵が見えると思います。
上の方も見たかったのですが、行った時間が遅くて上には上がらせてもらえませんでした。
が、ひと目見れて良かったです。
彫刻や柱などいたるところのデザインも素敵でした。
おそらくモダンデザインながら、おもむきと清楚さを出す教会としては、とっても素敵だと思いました。


タンペレの旅の話は、まだ続きます。(次回のブログに書く予定です)